秒速!洗濯物の片づけ法
毎日、家事と向き合う奥様方、本当にお疲れ様です。
専業主婦家庭では夫は報酬のある有償労働者、妻は家族のための家事、育児、看護などの無償労働者という差別が現代社会でも当たり前にあるのは驚かされます。
ダボス会議を主催する「世界経済フォーラム」は男女格差の度合いを示す「ジェンダーギャップ指数」を毎年発表しています。
日本はなんと、世界144か国中114位、いまだに先進国では最下位。
特に経済と政治の分野でかなり低い数字が出ています。
赤い線が日本です。特に政治参画ではかなり低く女性の政治家が少ないことが挙げられます。
「男女共同参画」は、現実の企業内では少しは平等になってきているのかもしれませんが、「家庭内男女共同参画」はいかがでしょうか?
見えない家事と言われるくらい家事の範囲は、広く限りがありません。
女性側にも考え方が変わらないと一向にジャンダー指数は上がりません。
家事は家族全員の仕事。
いつまでも家事を一人で担うというご家庭がいまだに存在する現実を沢山見ています。
まず、一歩踏み出すためには、家族ができることは自分だけでやらないと決めましょう。
洗濯物をたたまない方法
洗濯機を回すのはいいのですが、洗濯物を引き上げて、衣類をすべて主婦のあなたが畳むのはやめましょう。
出来上がった洗濯物を仕分ける「家族の衣類カゴ」を人数分作ります。
このようなカゴに家族一人一人の名前を貼りましょう。
出来上がった洗濯物を取り込む際に、それぞれのカゴに入れて行き、これで家族の部屋に運びます。
あなたはそのカゴを部屋の前に運ぶだけでいいのです。
我が家も5人家族ですが、家族カゴへの仕分けは5分以内にできます。
子供にも、自分の衣類は自分で畳んで、引き出しに収納する習慣をつけさせることが大事です。夫にも同じです。
とにかく何でもお母さんがやってしまうから、子供も夫も自分でやらなくなるのです。
そのほか、玄関の靴をかならず、靴箱に戻す、食べたものはキッチンに戻すなど、当たり前にやっていることを家族全員の規則として紙に書いてみるとよいですね。
そしてモノの定位置を決めたら必ず、使った人が片づける。この収納システムを作ることは「家庭内男女共同参画」につながってゆきます。
家事は家族全員で行う作業という観念が当たり前になってゆく日本を目指したいと常々感じています。