木こりのジレンマ■「職場のストレス」持ち続けますか？？

「忙しい」「時間がない」と口癖になっている方へ

「木こりのジレンマ」という話をご存知ですか？

～木こりのジレンマ～

　ある木こりが頑張って木を切っていました。通りがかった旅人がその様子を見て言いました。
旅　人：「刃がボロボロだよ！　大変じゃない？なぜ刃を研いで効率を上げないの？」
木こり：「わかってるけど刃を研ぐなんて・・・そんな暇ないよ！」

　「目の前の作業をこなすのに精いっぱいでそれを効率よく進めるように工夫する余裕がない」といった様子を表した寓話です。

「ラクに働くため、斧の刃を研ごう」
　つい毎日が忙しいと目の前の作業に没頭してしまいますが、一度立ち止まって、効率よく進めるための工夫をすれば同じ作業をもっとラクに進められるようになり、効率が上がることもあります。どこかで頑張って何かを変えてみませんか？そうしないと斧の刃はどんどん刃こぼれしてしまいます。

　この変えることが「５Sで業務改善する」ということです。業務改善は取り掛かるまで、時間を作るなど面倒でなかなか1歩が出ませんが、今後、無駄な時間をかけずに「ラク」をするためにやると考えれば少しやる気が出るのではないでしょうか？

　改善策を考えるうえで、先程の木こりの話でいうと、「刃を研ぐ」ということが先決になります。つまり、「時間が空いたら片づける」のではなく、「時間がないから先に片づける」といった戦略を立てましょう。オフィス内、またはバックヤードなどに眠っている不要品を廃棄したり、モノの定位置を定めて、ルール化することが業務改善、つまり「５S」につながります。

　当社は、社内に「５S」整理・整頓（収納）・清掃・清潔・躾（習慣）の文化を根付かせたいとお考えの経営者様や推進リーダー様と一緒に当社の５Ｓコンサルタントが職場環境を改善してゆきます。このプロジェクトの目的は、「職場の環境改善策」を社員全員で実行できるしくみを作ることで、長期的に時間的、経済的、精神的、安全的、対外的な大きな効果を生み出すことが目的であります。５Ｓの推進は「根性でやらずに仕組み化する」ということを念頭に置き、楽しく活動ができると最も効果的です。