写真と書類のファイリング講座 その3
書類を①全部確認→②アイテムごとに分類→③不要な書類を廃棄・・・とここまでくるとだいぶスッキリとしてきたのではないかと思います。
ファイリングはあくまでもしまうためではなく、使うためにやるということを認識してください。
きれいに収納してもいざ使う段になってほしい書類が見当たらないのでは、ファイリングする意味がありません。
要と判断したアイテムごとに分けた書類がクリアファイルに一案件ずつ入っている状態を確認してください。
最後にそのクリアファイルをどのように収納スペースに収めるかをお話しします。
収納STEP1 場所の選定
まず、あなたが書類を見たり、書いたりするところは家の中のどこでしょうか?
基本的には、「使うところに使うものを置く」という定義に合わせ、収納場所を検討します。
最初は大体この辺が理想的、という風なざっくりとしたゾーニングで結構です。
収納STEP2 ファイリング方法を検討
書類を収める大体の場所が決まったら、その場所に適する収納方法を考えます。
例えば書類を見る、書くダイニングテーブルの近くに本棚や壁面収納のような隠れスペース(奥行35センチ以上・横幅50センチ~60センチ)はありますか?
書類の種類が多い場合は、書斎のデスク横に大容量のファイリングキャビネットを設置する方法もあります。(写真参照)
ファイリングの鉄則、使う場所に近い
収納スペースに効率よく、収める。
ということが最もリバウンドを防ぐことになります。
以下はいろいろなファイリング方法をご紹介します。
1 ボックスファイル
本棚、書棚、壁面収納家具に適する。
アイテムごとに仕分けできたクリアファイルに見出しを付けて並べる。
検索は、大見出しを確認してインデックス(書類の名前)を探す。
省スペースで効率よく収納できる利点はあるが、高いところから下すのは少し重いので、高齢者には不向きです。
各社、ボックスファイルは様々なものが販売されています
ガラス書棚の中に書籍に入れた事例
2 ファイリングキャビネット
書斎や、リビングルームに大容量の書類を収納する場合に使う、会社仕様のようなキャビネットを言います。
ここにひだのようなファイリング方式(バーチカルファイリング)で収めてゆくので、いざという時、欲しい書類が、5秒で見つけられます。
大見出し→中見出しの順番で検索すると、お目当てのクリアファイルが出てくるという仕掛けになっています。