シニアマンション、デュオセーヌ国立へ入居サポート事例
今月は、弊社が業務提携をさせていただいている(株)フージャースケアデザイン様とのお仕事についてご紹介します。
この会社は、中央線の車内広告等でも知られている「デュオセーヌマンション」でおなじみの不動産会社です。
ご存じの方も多いと思います。
後期高齢者になり、お一人での生活が難しくなってくる最期の時に「終の棲家」を探し始めます。
選択肢は財産や介護度によって異なりますが、介護が必要な方々は、主に特別養護老人ホームや、有料老人ホームへの入居を検討されます。しかし、介護が必要ないお元気なアクティブシニアの方々は、コンシェルジュ付きのホテルのような豪華マンションを選択される方もいらっしゃいます。シニアマンションは所有権方式のマンションで、ご自宅を売却されて、購入するという方がほとんどです。
その一番初めにやらなければならない、売却のための片づけは家財が多く、とても難儀です。
そこを弊社は、スムーズに売却、入居ができるサービスを仕組み化しております。
現在、弊社はデュオセーヌ国立、デュオセーヌ豊田へご入居のお客様をご紹介いただき、大変喜んでいただいております。
<デュオセーヌマンション入居までの流れ>
入居時期や売却時期をお聞きし、それに合わせたスケジュールをお客様とご相談しながら進めます。
まずは、お住まいの不用品を処分、海外リサイクルするための大掛かりな整理を丸々1軒、約5日で行います。
一戸建てですとお持ちの、不用品はなんと、段ボール約300~350個です!!
第1フェーズ 不要品搬出処分準備 2名~3名/日 約5時間×5日~6日
(仕分け作業・買取り・査定・搬出)
第2フェーズ インテリア収納計画・引っ越し準備・引っ越し 約2日+引っ越し日
(梱包・引っ越し立ち会いと誘導)
第3フェーズ 入居当日、翌日の収納作業 3名~4名 約5時間~6時間
(当日、翌日に開梱し、収納作業をする)
事例 1
<K様邸、デュオセーヌ国立入居までのあれこれ>
*第1フェーズ 家財整理、要不要の仕分け作業
K様は国分寺市の戸建てにお住まいでしたが、お夫婦そろって高齢になり、ホテルのようなシニアマンションに入居することを決断しました。
弊社が伺うと、所狭しと床にいろいろなモノがあふれ、書類は、床から50センチほどの高さで居間を占領していました。
引っ越しは少し先にしていただきましたので、第1フェーズの6日間は、すべての不用品を家から出す準備に費やします。初日に和室の家財を一つ一つ要、不要をお聞きしながら、片づけてゆくとあっという間にきれいになり、K様はびっくりされ、「これは一人ではできない!頼んでよかった!!」とお喜びになりました。
最終日に残りのダンボールを数えてみるとなんと不要品に使ったダンボールは360個でした。その中でも
弊社スタッフがまだ使える物、例えば使っていても割れていない食器や、お土産品などを海外リサイクル品として仕分けし、処分業者が東南アジア輸出へします。
通常すべて処分してしまうと処分費が高額になるので、なるべく処分費を抑えるために海外へ輸出し、商品代金と輸送料を相殺した形になりますので、買取ではなく、寄付のような形になります。
その他、お酒、オレンジカード、テレホンカード、腕時計などが出てきましたので、弊社が利用するリサイクルショップに出張査定いただき、7万円で買取りいただきました。予想もできなかったモノが売れて、喜んでいただきました。
整理最終日はいよいよ家財搬出する業者がすべてのダンボールを搬出すると、家の中が広く感じ、スッキリ!!
大きな安心感と次のステージへの期待が膨らんでいらっしゃいました。
*第2フェーズ インテリア・収納計画・引っ越し準備
第1フェーズで家中の不用品ダンボールを大量に荷造りしたところで、入居時期が近づくと引っ越しの梱包を行います。こちらも広い一戸建てから2ルームのマンションに入ることを想定し、さらに断捨離をします。
なるべくキッチン用品や装飾品を手放していただきながら、入居するお部屋の家具のレイアウトや、収納計画を立てます。
今回、K様は全ての婚礼家具を廃棄したので、新規の天然木の造作家具メーカーをご推薦させていただき、一緒にショールームに同行しました。ブラックオールナットのリビングテーブルや人間工学を考えられた椅子が気に入っていただきました。
さらに
大切な作家物の珈琲カップが生える照明付きのL字型リビングボードを弊社と造作家具メーカーで提案すると、とても気に入っていいただき、ご契約となりました。
*第3フェーズ 引っ越し準備・引っ越し・収納作業
いよいよ引っ越し準備です。引越し前日の梱包を3時間で終え、翌日のお引越しにも立ち会います。
引越し業者は弊社と連携する会社で行います。弊社スタッフが引っ越し屋へ養生などの細かい指示を出し、無事に引っ越しが完了しました。
さてこれからが、私どもの腕の見せ所です。
引っ越し当日に使う物、布団類、パジャマ、次の日の着替え、浴室で使う洗面用具などを緊急収納し早めに帰ります。翌日は、3、4名のスタッフですべての家財を6時間で一斉に収納作業します。
今回は、鍵の受け渡しが引っ越し前日であったこともあり、造作家具の納品が引っ越し当日と重なったため、収納作業を一時中断しなければならなくなったり、引っ越し翌日の朝から、ご主人が体調を崩してしまうというハプニングがありましたが、元看護士のスタッフがご主人様の看護ができたことで喜んでいただきました。
夏の暑い時期に行う、整理作業は大変したが、素晴らしい家具が入り、作家物の珈琲カップを見える収納にしたところをお見せすると、奥様は感動していただきました。
K様ご夫婦に、大変喜んでいただき、弊社スタッフ全員、大きなやりがいと充実感をいただきました。
売却準備のご相談から、片づけ、処分、買取り、引っ越し梱包、開梱収納、インテリア家具の提案、納品まで
全ての作業に担当者一人が立ち会うという仕組みをつくっているので、お客様は安心してご入居できます。