納戸の整理と収納術■その3
「納戸の収納術」
今回は、3回目の納戸の収納法について、ご説明します。
リビングや玄関の周辺に作り付けの納戸があるお住いは、とても便利ですね。
しかし、私共が片付けに伺うと、このとても便利なスペースを無駄に使っているお住いがなんと多いことか!!
勿体ないですね。
このスペースは、普段使う物を保管するのに理想的な場所なのです。
最初に収納したときは「いる」と思って保管しておくのですが、半年、1年経つと、なんとほぼ要らない物ばかりになります。
これは、使い手の暮らし方が変わったり、価値観が動いているということが考えられます。
ですから、できれば半年に一度、季節の変わり目などに、見直していただけるといいですね。
秋から冬に移り変わり、そろそろ冬支度をする今が整理収納するチャンスです。
まずは、いつも通り、すべて出して「見える化」すると、不用品が必ず出てきます。
次にこれから必ず使う物を取り出しやすい位置にまとめてみます。
この時は、紙袋やいらない箱などを使って分けることが大事で、収納用品はまだ買わないでください。
つまり、順番を間違えないことです。
STEP1 出す (要、不要を判断)
STEP2 分ける (使う時の仲間同士にまとめる)
STEP3 収納する(収納用具を購入し、まとめたモノを入れ、ラベルを付ける)
皆さんが大好きな「収納用具を買う」ことは一番最後です。
この1~3の順番を間違えないことがポイントです。
100円ショップなどで収納かごを買う際には、事前にスペースの奥行きと全体の間口を図り、かごが何個入るか、検証してから買いましょう。
購入する際には必ずメジャーをお持ちになることを忘れずに。